OM-D E-M1 その2

E-M1の画質は、新開発の画像処理エンジン「TruePic Ⅶ」と「新16M Live MOSセンサー」によって、E-PM2よりも進化している。レンズ性能とあいまって、確かに周辺までの解像度や、夜景など暗い中での高感度性能は向上していると感じる。但し、昼間など明るい中での撮影については、あいかわらず何か物足りなさを感じてしまう。お勧めの「デジタルESP測光」モードでも、露出がオーバー気味で、曇り空がすぐに白くなってしまうなど、全体に薄味な印象を受ける。ピクチャーモードでJPEGの仕上がりは調整しておきたい。露出も常に低めに設定した方が良さそうだが、露出を下げると逆に暗部の描写が気になってしまうなど、ダイナミックレンジの不足を感じてしまう。ここは、フルサイズの描写と違うのは当然のことと割り切って、マイクロフォーサーズをうまく使いこなした撮影を楽しむべきであろう。E-M1では、「HDR(High Dynamic Range)」機能が搭載されたり、「ハイライト&シャドウコントロール」の調整が使いやすくなったりと、ダイナミックレンジを意識した機能も向上している。

作例は、兵庫県新舞子海水浴場からの夕日。干潟が広がる海岸で、干潟の写真で有名な撮影スポット。
新舞子夕日-2
Olympus E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO, F8, RAW

新舞子夕日-1
Olympus E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO, F8, RAW

新舞子夕日-3
Olympus E-M1 + M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R, F8, RAW