α7RII ファーストインプレッション

発売初日に、α7RIIが届いたので早速使ってみた。

<開封>
 まず、バッテリーが2個入っていて、充電器まで付いているのに驚いた。α7の時は、バッテリー1個だけで充電器は付属されていなかったので、ACC-TRW(充電器BC-TRWとバッテリーNP-FW50のセット)を追加購入した。α7RIIに付属の充電器BC-VW1は、BC-TRWより大きく、充電量が分かるインジケータも付いていない。さらに驚いたのは、ショルダーストラップがα7と同じもので、ロゴもα7のままなこと。調べてみると、α7Rやα7Sも同じで、値段は全てカメラ機能に振り分けられているようだ。最後に驚いたのは、カメラ本体の液晶モニタに出荷時の保護フィルムが付いていないこと。極薄のフィルムが貼られているのかと思い、必死でめくろうとしてしまった。今回は、Kenkoのα7II用の液晶プロテクターを装着した。フィルムの大きさはα7II用で特に問題ない。

<使用感>
 ホールド感は、グリップが深く握りやすく、シャッターの位置も違和感はない。α7の時は完全にお試し目的で、小さくて軽いレンズ(SEL35F28Z, SEL55F18Z)しか持っていなかったが、今回は本格使用を目的として、大きくて重いレンズを用意している。そのためか、手の大きさに対して、カメラ本体の小ささを感じてしまった。長時間の撮影には、縦位置グリップがあった方が良さそうだ。
 気になっていたシャッター音は、甲高く擦れるような音になっており、決してカッコ良い音とは言えない。これは「電子先幕シャッター」を使用している時で、「電子先幕シャッター」をOFFにすると、シャッターを2回切っているようなさらに残念な音になってしまう。「電子先幕シャッター」をOFFにするのは、高速のシャッタースピードで撮影する場合のようなので、通常は「電子先幕シャッター」はONで良いようだ。「サイレント撮影」をONにすると、驚きの無音撮影となる。
 バッテリーの減りは確かにはやく感じるが、そもそもバッテリーの容量が少ないので、こんなものだろう。D810でもライブビュー撮影を多用するとバッテリーの減りははやい。今回、バッテリーNP-FW50が4つも手元にあるので、撮影には全く問題ない。

<操作性>
 裏から見てMENUボタンだけがカメラの左側についているため、レンズをつかんで持っている時は、意外にMENUボタンが押しにくい。MENUボタンをなるべく使わないようにカスタマイズすると良いかも知れない。三脚撮影時は、ピント位置を自由に変える必要がある。この場合、フォーカスエリアを「フレキシブルスポット」に設定すれば良いが、コントロールホイールでピント位置を変える前に、C2ボタンを必ず押す必要があるため、D810に比べると一手間入ることになる。

<撮影感>
 手ブレ補正は、ファインダーを覗いた感じでは、同じ焦点距離でも手ぶれ補正の効きが強くなったり弱くなったりと、動作が分かりにくい感じがした(SEL24240装着時)。レンズ+ボディのダブル手ブレ補正になるが、NIKKOR 70-200mm f/4G ED VRと比べて、特に強く効いているようには感じなかった。手ぶれ補正はありがたい機能だが、手ブレ補正ありと言えども、縦位置グリップを使用するなどして、しっかりとホールドする必要があるだろう。
 ISOオートで撮影した感じでは、高感度に自信があるためか、ISOが高めに設定される傾向にあるように感じた。ISOオートの上限・下限の設定はもちろんのこと、「ISO AUTO低速限界」を低速側に設定することで、ISOが上がりにくいように調整できる。
 肝心の「世界初35mmフルサイズ裏面照射型 Exmor R CMOSセンサー」の写りについては、少し撮影してみた感じでは、解像感のある写りに大いに期待が持てそうだ。その分、手ブレやピント合わせなど、撮影に気を使う必要があるだろう。
 開放F値の小さいレンズを使うと良く分かるが、AF時に一瞬モニタが明るくなってから元に戻る動きをする。これは、開放F値で合焦させてから設定F値に戻しているためのようだ。SEL35F14Zを初めて試した時に、故障かと思ってしまった。

D810との比較。小ささ故にホールド時の安定感はやや劣る。
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Markinsのカメラプレート(PS-A72+LS-A72)装着時。α7II用として売っているものを入手。ショルダーストラップ取り付け部を避けるための切り欠きの位置が若干ずれている気はするが、使用上問題はないだろう。
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